1塁側スタンドには、ナインの保護者、応援に駆けつけた生徒やOBたち、加えて一般客で1試合とは思えないほどの人たちが集まっていた。1塁側に集結した市立伊勢崎の応援客と真夏の陽気とで、スタンドの熱気はヒートアップ。 後攻めのナイン達は、応援席の声援に後押しされて、それぞれの守備位置に飛び出していき、大会7日目対尾瀬戦が開幕した。
▼高崎城南球場 第1試合(3回戦)
尾瀬
0
0
0
0
0
0
市伊・四ツ葉
3
4
6
2
×
15
1回表を無得点に押さえた市立伊勢崎(四ツ葉中等)は、その裏3つのファーボールで2アウト3塁のチャンスを迎える。相手方の乱れのチャンスに6番緑川君の当りがピッチャー前へ転がるが内野安打。相手のエラーも重なり一挙3点を先制する。 つづく2回の攻撃は、打者14人、一挙4点の猛攻となり、3回にも10人で6点の追加点をあげ大きくリード。一方的リードのまま迎えた4回、更に2点を加え15対0と試合を決定的なものにする。5回表に尾瀬の反撃を受けるが攻撃を押さえコールド勝ち。 この大量得点で勝利をおさめた勢いで、因縁?ともいえる前橋商業戦(22日)へ望む。
アイマップでは特別企画として、「目指せ甲子園 がんばれ地元の球児達」と称し伊勢崎市および佐波地区の高校球児を特集でご紹介しています。
「目指せ甲子園 がんばれ地元の球児達」