7月7日(土)の敷島球場、いよいよ2012年群馬大会の開幕です。 昨日降り続いた雨は、重い雲が気になるものの、なんとか降るのを遠慮してくれているようです。つい先ほど、開会式を終えたばかりのこの球場は、68校の選手や保護者たちが大勢スタンドに残っていてごった返しています。 そんな独特な熱気の中で行われる開幕試合が、伊勢崎勢のトップバッター伊勢崎興陽高校 対 館林商工との一戦です。 この大観衆を前に、緊張することなく戦ってください!
▼敷島球場 第1試合
伊勢崎興陽
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0
0
0
0
館林商工
6
0
5
0
X
11
1回裏にいきなりピンチが待っていました。先発の桜井くん、立ち上がりに苦しみ、先頭バッターのヒットを皮切りに、ヒット、押し出しのフォアボールもあり初回で6点という大量リードを許してしまいます。また、3回裏にも5点を奪われ、いつもの興陽らしい元気がありません。しかし5回表、キャプテンの小澤くんが意地のヒットで出塁。桜井くんのレフト前ヒットも続き、満塁のチャンスがやってきた!!しかし、あともう1打が出ず、ランナーは残塁・・・一矢報いることができません。結局、桜井くん⇒関口くん⇒石川くん⇒桜井くんと、継投しながら、得点のチャンスを待ちますが、願い届かず11−0という残念な結果となってしまいました。 オープニング試合という、ある意味特別な試合なので、1回が勝負・・・と、インタビューの時に言っていた齋藤監督の言葉通りに、初回に与えてしまった6点が、興陽野球の思い切りの良さを奪い取ってしまった試合でした。 しかし、気持ちが下がっている先輩に、必死でベンチから声をかけ続ける1年生、また泣いている下級生の背中に手をあてている3年生・・・と、随所に選手同士のつながりの深さをみせてもらいました。3年生が引退してしまうと、残りは13人とさびしくなることでしょう。でも今日投げた投手はすべて2年生。この夏の経験と、そのチームワークで、また日々の練習を重ね、また新しいチームを作っていかれることでしょう。3年生の皆さん、今まで本当にお疲れ様でした!
アイマップでは特別企画として、「目指せ甲子園 がんばれ地元の球児達」と称し伊勢崎市および佐波地区の高校球児を特集でご紹介しています。
「目指せ甲子園 がんばれ地元の球児達」