2013年04月09日(火)
事業の概要
『関東・水と緑のネットワーク拠点百選』は、これからの関東地域における、身近な地域にある風景や自然、そしてこれらの人とのかかわり・つながりを考え、その意義を広く伝えていくことを目指したものです。重要拠点として位置づけられるような取り組み場所を募集し、書類選考、現地審査を経て、評価し、生物多様性の保全・再生に資する場所および取り組み(計画でも可)ついて支援します。同事業を通じて、これからの地域のあり方を考えていくとともに、環境学習の場づくりなどを進めていきます。
募集対象
募集地域の範囲
関東地域1都7県
募集対象地・施設
水と緑のネットワークの形成という観点から、河川、道路にとどまらず、社有地、公共施設敷地、校庭など、一定の要件を満たすものを幅広く募集します。対象地の規模の大小、民有地・公有地は問いません。
【具体例】募集対象となりうる場・施設の例をあげると以下のようなものがあります。
園庭、校庭、屋上、近隣公園、道路の空き地、社有地、公共施設(官庁、図書館、公民館など)、屋敷林、雑木林、ため池、湿地、農地、河川敷、川、海岸、湖沼、遊水地、森林、山地など
対象者:募集対象となりうる主体は以下の通りです。
営利を目的としない市民活動団体(NPO、NGO、任意の市民活動団体、子供会、自治会など)、保育園、幼稚園、大学、専門学校を含むその他の学校等教育施設、民間企業、地方自治体、個人など
支援内容
物理的援助
生物調査や継続的な保全管理などを行うことで、水と緑のネットワーク拠点としての質や担保性が向上する取り組みの支援 ※上限20万円程度
【具体的な支援イメージ】自然環境調査に必要な物品、調査報告書の作成、観察路・林道の整備・補修、案内板・立入防止柵の設置・補修など
技術支援
選定地の自然環境に適した保全管理方針や日常的な維持管理手法について、適切なアドバイスや情報提供の支援 ※現地での技術支援は1回を予定
【具体的な支援イメージ】植生管理・外来生物の駆除等に関する技術指導、利活用についてのアドバイス(保全と利用のバランスなど)
普及・広報の支援
活動を広く周知し、メンバーやイベント参加者の増加、保全管理活動の拡大や継続可能性の向上の支援
【具体的な支援イメージ】ウェブサイトにて、選定地と活動内容の紹介
募集締切
平成25年5月17日(金)消印有効
※詳細は関連リンクをご覧ください