2017年12月05日(火)
本件の問合せ先
一般財団法人 ハウジングアンドコミュニティ財団(助成係)
〒108-0014 東京都港区芝4-2-3 NMF芝ビル4F
TEL03-6453-9213 FAX03-6453-9214
「住まいとコミュニティづくり活動助成」は、ハウジングアンドコミュニティ財団の自主事業として平成5(1993)年度から開始したユニークな助成プログラムで、市民の自発的な住まいづくりやコミュニティの創出、そして、地域づくり活動を一貫して支援してきました。25年間にわたる助成件数は延べ358件にのぼり、各団体の活動成果は大きな社会的評価を得ています。
市民主体の活動は、全国各地で展開されるようになり、この助成がきっかけで大きく発展した活動も増えています。
平成30(2018)年度は、今日の住まいとコミュニティに関する社会的課題に対応するため、「地域・コミュニティ活動助成」と「住まい活動助成」の二本立てとし、それぞれに対して助成を行います。
皆様からの意欲に満ちたご応募をお待ちしています。
・地域・コミュニティ活動助成
地域とコミュニティに関わる広範な市民活動に対して助成するもの
・住まい活動助成
住まいや住宅地、団地、マンションなどを活動対象として、今日の多様な住宅問題に取り組む市
民活動に対して助成するもの
助成期間
平成30(2018)年4月1日~平成31(2019)年3月31日
応募期間
平成29(2017)年11月10日(金)~平成30(2018)年1月10日(水)必着
助成の対象となる団体および活動
1.助成の対象となる団体
営利を目的としない民間団体(特定非営利活動法人、法人化されていない任意の団体など)。
団体として、代表責任者が明確であること、意思決定のしくみが確立されていること、予算決
算を含む会計処理が適切に行われていること。
2.助成の対象となる活動
今日の人口減少社会、少子高齢化社会等を背景にした住まいとコミュニティに関する課題に取
り組む市民の自発的な地域づくり・住まいづくり活動で、次に掲げるもの。
A 社会のニーズに対応した地域活動
B 住環境の保全・向上
C 地域コミュニティの創造・活性化
D 安心・安全に暮らせる地域の実現
E その他、豊かな住環境の実現に繋がる活動
助成対象の選考
1.選考方法
申込書(参考資料を含む)をもとに、「住まいとコミュニティづくり活動助成選考委員会」に
て厳正に選考、決定します。
なお、選考の過程では必要に応じて追加資料等の提出や質問への回答を求められる場合もあり
ます。
2.選考団体数
地域・コミュニティ活動助成 10件程度
住まい活動助成 10件程度
合計で20件程度を選考する予定です。
3.選考のポイント
次のような多様な観点から選考します。
テーマ
個性豊かな住環境の創造に貢献するものであるか。地域の課題やニーズを的確に把握し、活
動の目的・目標が明解になっているか。
先進性
地域や社会の課題に対し、先進的で意欲的な提案・活動を行おうとしているか。
手法
活動を実施する手法が明確になっているか、工夫されたものになっているか。
実行性
具体的に計画(活動内容や活動資金)が練られているか、活動を実施するための体制や準備
が整っているか。
継続性
助成期間終了後も継続的な活動が期待できるか、自立した活動として発展が期待できるか。
波及性
地域への影響力や他の地域への波及効果があるか。
4.助成額
120万円以内とします。
対象となる活動の一例を例示します。
地域・コミュニティ活動助成
•歴史的建造物や地域資源の保全と活用による地域づくり活動
•花や緑を増やす、街並みや景観を向上させるための地域活動
•地域の文化的資源の掘り起しなどによる地位か活性化への取り組み
住まい活動助成
•住宅地全体のエリアマネジメントを推進する活動
•経年化した戸建住宅地の居住環境を守り育てる活動