2016年09月14日(水)
住友生命健康財団では、2010年に財団設立25周年を記念し、多様性のある健やかな社会の実現を目指し、コミュニティスポーツが日本社会に適した形で定着・発展することを願い、「コミュニティスポーツによる健やかなひと・社会づくりに向けた調査・研究助成」を開始し、2011年からは「実践助成」も併せて開始しました。
本プログラムでは、コミュニティスポーツを「地域に根ざした市民・NPO・専門家が協力し、スポーツを通じて、一人ひとりの心身の健康にかかわる問題や課題を発見・共有・解決していく取り組み」と捉え、その多様な研究や実践を応援してきました。
2016年4月からは、これまでの5年間の助成実績を踏まえて、コミュニティスポーツの更なる発展と展開をめざす“実践的な取り組み”に焦点を絞って助成することにしました。
コミュニティスポーツを暮らしの中に位置づけ、地域社会における健康課題の解決や社会参加に困難を抱える人たちの健やかな生活の増進に取り組む活動を応援します。
コミュニティスポーツに取り組む全国の関係者からのご応募をお待ちしています。
なお、このプログラムは、特定非営利活動法人市民社会創造ファンドの企画・運営協力のもとに実施します。
1.助成対象プロジェクト
助成の対象となるプロジェクトは、【特定課題】と【一般課題】の2種類です。
【特定課題】 心身の障がいや長期療養などにより社会参加に困難を抱える人々を中心としたコミュニティスポーツ
の実践
【一般課題】 地域の暮らしの中で一人ひとりの健康問題の解決につながる先駆的で独創的なコミュニティスポーツ
の実践
*上記の「実践」には、新たなプログラムの開発、既存のプログラムの評価やプログラムの普及・発展などのために、市民と研究者が協力して取り組む「実践研究」も含みます。但し、学術目的の研究は含みません。
2.助成対象となる団体
以下の要件を満たすものとします。
◉民間の非営利組織(法人格の種類や有無を問わない)、あるいは、民間の非営利組織を含む複数の主体による
チームであること
◉日本国内に活動拠点があり、原則として2年以上の団体運営と活動実績があること(チームの場合は構成団体の
一つにおいてこの要件を満たしていること)
◉団体またはチームの目的や活動が政治・宗教などに偏っておらず、反社会的勢力とは一切関わっていないこと
*個人は対象になりません。 また、助成対象となる団体は、スポーツ分野に限りません。
3.助成種別
上記「助成対象プロジェクト」には、プロジェクトが対象とする地域やプロジェクトに取り組む組織の連携の有無によって、【第1種助成】と【第2種助成】の2種類があります。
【第1種助成】 特定の地域を拠点として独自のコミュニティスポーツに取り組むもの
【第2種助成】 複数の地域や複数の組織が連携してコミュニティスポーツの発展と普及に取り組むもの
4.助成金額・助成件数
1件あたりの助成金額と助成件数は以下の通りです。
【第1種助成】 1件あたり50万円以下
助成件数は16件程度
【第2種助成】 1件あたり200万円以下
助成件数は4件程度
*今回の助成総額は、第1種助成、第2種助成を合せて1,600万円を予定します。
5.応募先・お問い合わせ先
公益財団法人住友生命健康財団 事務局(担当:谷利・天野)
〒160-0003 東京都新宿区本塩町8-2 住友生命四谷ビル6階
TEL:03-5925-8660 / FAX:03-3352-2021
※詳しくは、関連リンク及び関連ファイルをご覧ください。